原発
「脱原発」
戸田ひさよし(門真議員の意見)

原発事故の真相を知る事
福島原発事故災害の責任は、原発推進で結託して「原発安全教」を振りまいてきた自公民・電力会社・原発企業・御用学者・マスコミ・評論家達に全てある!

1:発電の原理は、要するに「お湯を沸かして、その蒸気でタービンを回して電気を起こすこと」だが、問題は、「お湯を沸かすのに何を使うか」だ。

2:お湯を沸かすのにダイナマイトや爆弾を使うヤツはいない。発熱方法があまりに危険で無駄が多いからだ。

3:それなのになぜ、ダイナマイトや爆弾の何億倍も危険で害の大きい核燃料でお湯を沸かすのが許されるのか? 

4:原発を動かすという事は、「たかだか電気を得るために」、「それまでは自然界に存在しなかった猛毒物を大量に作り出す」(核燃料の猛毒性)という事だ。しかもその猛毒物の毒性は永久に無くせないのに!
  
5:「永久に消せない新たな猛毒物を大量に生み出す」という事自体、「絶対に禁止!」されるべき事じゃないか。
「それでもいい」というヤツは、普通は「頭がいかれている」と言われる。なぜ原発だけは許されるのか?

6:原発は「燃料棒の猛烈な高温を大量の海水で冷やし続ける」システムであり、熱くなった海水を出す排出口周辺の海水温度を7℃〜10ほど高くする。当然、海水温度が高くなった分だけ、海水にとけ込んでいたCO2が大気中に排出されていく。日本の全原発がこうやって温度を高める循環海水たるや、日本の全河川の流量に匹敵するほど膨大な水量なのだ!つまり原発は、「海面から大量のCO2を発生させるシステム」であり、「CO2を出さない」というのは大ウソ!

7:原発は、それ自体が猛烈に危険な災害事故の発生源!

8:さらに、地震津波災害の救援や報道に回すべき人力・金銭・時間を原発事故への対処のために、もの凄く取られてしまう厄災物である!(今回の震災を見よ!)

9:「原発の方が儲かり核開発にも近づける」事が原発偏重建設の動機!本来なら原発なしでも電気はまかなえる!


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更にプルサーマルなどを考えるに至っては・・・・・

ウランとプルトニウムを混合した核燃料を使う原子炉で、そこから出る放射性物質には、微少粒子が人体に食い込む猛毒のプルトニウムも含まれる。
燃やせば燃やすほど増え続けるという核のゴミを、無限のエネルギーと考える頭脳は如何にも学者の頭。


原発がどんなものか知ってほしい(全)
http://iam-k.com/HIRAI/index.html

筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。

NHKスペシャル「原発解体 〜世界の現場は警告する〜」
「原発解体 〜世界の現場は警告する〜」
廃炉には莫大な費用がかかり、放射性廃棄物の最終処分方法は決まっていない
http://www.at-douga.com/?p=4769


動画の内容
深刻化する地球温暖化。各国のエネルギーの獲得競争。世界を巡る環境が大きく変わる中、今(※放送は2009年10月11日)、原子力発電が注目されている。火力発電所に比べて大幅に二酸化炭素の排出が少なく、発電の出力が大きいからだ。
チェルノブイリ原発事故以降、脱原発の政策を続けてきた欧米。中国・インド・ロシアなどの新興国。そして産油国までも建設に舵をきった。世界で新たに導入の準備がすすむ原発の総数は100基にのぼる。
その陰で初期につくられた原発が役割を終えて解体されている事はあまり知られていない。閉鎖された数は既に120基あまり。私たちは原発の大解体時代をむかえていたのだ。 
国内にも「ふげん」と「東海発電所」の2つが解体に着手。取材クルーははじめて、知られざる原発解体の現場に密着した。そこでは放射線という一般の建物にはない特殊な環境下での厳しい作業が続いていた。
次々と関係者の事前の想定を越える壁が立ちふさがる。さらに原発の解体は別の課題を抱えていることもわかってきた。解体した後に発生する大量の放射性廃棄物を処分する場所が未だに決まっていないというのだ。
世界の社会経済環境が大きく変わる中で高まる原子力発電へのニーズ。一方で未だ解決の道筋がみえていない解体からでる廃棄物の行き先。この難しい問題にどう私たちは答えをだすのか。解体現場の取材からの報告。

消せない放射能

福島第一原発事故の原因究明が一向に進まない中、早くも再稼働の動きが加速しようとしている。
放射能による被害は、実態が明らかになるまでに長い時間を必要とするが、その一例がロシアでは、半世紀以上前に放射能災害が起きていた。
高レベル放射性廃棄物を投棄した川の周辺では、手足の無い子供、膨れ上がった頭部、巨大なコブ…悪夢が世代を超えて猛威を振るっている。
政府は汚染された川沿いの村を閉鎖、古い建物を取り壊して地中に埋め、放射能を封じ込めようとした。しかし、その努力を嘲笑うかのように、今もあちらこちらで強い放射線が測定される。
収束への道程は、見えていない。

(消せない放射能 〜65年後の警鐘〜/NNNドキュメント)
http://www.at-douga.com/?p=9927


福井地裁が高浜原発3・4号機に運転差し止めの仮処分決定
朝日新聞のwebから写真を拝借

高浜原発3・4号機は原子力規制委員会が新規制基準に適合していると合格判定を出していたが、樋口英明裁判長は「新規制基準は緩やかすぎて、これに適合しても安全性は確保できない」とした。
原発推進派や保守系メディアはこれに大慌てで、一斉に樋口裁判長へのバッシングを叫んでいる。

原発が危険である。
一旦事故が起こると取り返しのつかないことになってしまう。
日本国民全員が懲りている。
ところが原発推進しようという連中は、文明社会の恩恵を享受していながら原発に反対するのは無責任だとか、原発が再稼働できなかったらエアコンを使うなとかいろいろ言っている。
「原発がなければ便利な生活ができなくなる」などと脅しているが、実は深夜帯は電気が余っていて、そんなのカンケイないのである。
自然エネルギー(再生可能エネルギー)の風力発電建設では、不安定な電力がゆえにそれを補完するために火力発電所を増やしたり、電力行政はとても不可解なのだが原発推進はたちは官民あわせて真面目な国民を洗脳しているのです。

今回の仮処分判決を出した樋口裁判長は昨年5月、大飯原発3、4号機の運転差し止め訴訟も担当して、原発の運転を認めない判決を下したらしい。
その結果、今年3月の異動で名古屋家裁へ左遷されるという、報復人事を通告されていたそうだ。
左遷人事をやったり裁判官の交代を求めるなど、この日本という国は異常なのだが、「お上は悪いことはしない」という国民が、またかつての忌まわしい時代のことを忘れてしまっている。

「原発がなくなったら、電力が足りなくなる」というが、今現在、日本では1其の原発も稼働していない。
福島第一原発事故以来止まっているのだ。
原発の建設費は高いのに、上辺だけの計算で核燃料サイクルや核のごみの最終処分、廃炉などの費用は入っていない。

原子力規制委員会もよくみれば第三者的な人選にはほど遠い。
経済優先という時代ではあるけれど、命あってのものだねとか言います。
原発の再稼働反対意見と推進派たちの既得権益を守ろうとする考えを国民はどう見ているのだろう。


放射性物質は希釈しても無害にはならない 
生物濃縮(生体濃縮)について
阿修羅BBSより
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/138.html

染水、処理"失敗"水は、海に流せば希釈されて無害になると思っている人が多いが、放射性物質は希釈しても無害にはならない。
広瀬隆氏の解説から
米国のコロンビア川で、ある科学者が調べたデータです。川上にはハンフォード再処理工場という原子力プラントがあります。川に流れ出す微量の放射性物質を1とすると、プランクトンで2千倍、プランクトンを食べる魚で1万5千倍、魚を食べるアヒルの体内では4万倍に濃縮。そして川辺の水鳥の卵の黄身では100万倍もの濃縮が起きていたというのです。
 実際にこういうことが生態系の中で起きたのが、私たち日本人がよく知っている水俣病です。この場合は死の灰ではなく、有機水銀によってたいへん多くの方が被害を受けました。

プランクトン->小魚->中型魚->大型魚と食物連鎖のピラミッドを上がるにつれ、放射性物質は濃縮され、最後にわれわれ人間の口にはいる。
放射性物質は希釈されれば無害になるということはない。
だからこそ厄介なのだ。
この事実は、政府・原子力ムラにとって非常に不都合であり、御用学者などが濃縮しないと否定しているが、もちろんデタラメである。
なぜなら、事故後何年もたつのに多くの魚から100ベクレル/kg超の高い汚染が見つかっているからだ。
もし放射性物質が食物連鎖の中で蓄積・濃縮されなければ、これほど高いレベルの汚染が検出されることはあり得ない。生物濃縮が起きている証拠である。
安易に処理"失敗"汚染水を海に放出したら、海産物に深刻な汚染が拡がり、
日本の漁業は壊滅状態になるだろう。
一度汚染が拡がったら、もう取り返しがつかない。後悔してもあとの祭りである。
元に戻るのに何十年、何百年とかかる。
汚染水は、本格的な大型タンクを建設して数十年保存するべきだ。
数十年経てば、トリチウムはかなり減衰する。
その間により優れた浄化・減容技術を開発すればよい。
あわてて海洋放出したら取り返しのつかないことになる。



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