自然観察会
今年(平成26年)こくもんじ&ヒラタケ採集会
山のキノコさんが観察会の案内に載せているヒラタケ →

平成26年の 「こくもんじ」 と 「ヒラタケ」 の観察・採集会は、12月28日に決定したと山のキノコさんのブログにあり、お誘いのメールもいただきました。

「こくもんじ」
「こくもんじ」でお酒造りという動機が不純でしたが、見事に失敗しましたが、お酒を造ろうと思っていたから失敗なので、酵素を造っていたのだと思えば成功だったのではないかと思っています。
昨年末の仕込みはお酒にはならなかったけれど、漉してビンに保存していたら、沈殿してにごった部分が分離して、上澄みは綺麗なものです。
時々オチョコに一杯ぐらい飲んでいますが、薬か健康飲料だと思えば不老長寿の目的にかなったものですわ。
二千二百年前に秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求めて日本を訪れたとされる徐福が探していた仙薬の一つは、熊野市などで自生するキウイに似た果実「シマサルナシ」だとする説を、県紀南果樹研究室の田中一久室長が提唱した。
(中国で開かれた徐福文化国際大会の記念誌に小論文として掲載されたらしい。)

最近は酵素ブームというか、新聞やネット通販上には健康飲料として酵素がPRされている。
万田酵素などは高価で有名です。
ひょんなことから私は「こくもんじ」から酵素を発明したのかも知れません(^o^)
醗酵という作用が健康に良いということが見直され、漬物は塩分が多いから体(血圧)にはよくないというけれど、漬物は醗酵食品だから酵素を取り入れているから漬物を食べるのは体に良いことになるのだが・・・・・。

「ヒラタケ」 は 「カンタケ・寒茸」 と呼ばれて寒くなってから出てくるキノコらしいです。
何でも物知りの山のキノコさんは、実は兵庫県植物誌研究会会員なのだそうです。だから物知りなんだ。

淡路島南部に出るのは本家のヒラタケでなく、近縁種として、ピンク色のトキイロヒラタケ、傘が薄く軟弱な感じのウスヒラタケとか、傘が大きく肉厚なアワビタケなんだそうです。
肉厚で重量感があり歯ごたえもよく香りもあって美味しい、炭火であぶってレモンを絞るとかポン酢で食べる。
すき焼きにでも鍋物にでも味噌汁の具にもよしです。

今回の観察会は採集会でもあるので、参加する人は7名は確定しているらしく、アト3〜4人は常連があるだろうから、山のキノコさんのブログを見て一般参加者が応募しても、1人か2人ぐらいかなあと思っています。
とにかく私は参加します。
こくもんじとヒラタケの観察会&収穫会
山のキノコさんと山を歩けば旨いもんに当たる(^o^)

おととし(平成24年)からだったか、キウイを小型にしたシマサルナシ(稀少果実Bランクらしい)の観察がありました。
シマサルナシとは(南あわじ市の地方名では:こくもんじ)というようですが、そういうのがあることさえ知らなかったが、花よりダンゴの部類の人間ですから収穫に夢中になっておりましたが、何でも奥が深いので現役を離れて何もすることがないとあきらめないで、周りのことを見てみると面白いことを発見するかも知れないですね。

シマサルナシは、追熟させてカメに入れて潰して、酵母を入れて発酵させるとお酒ができると山のキノコさんから聞いていたので必死になっていたのです(^o^)
猿酒というのは、山に自生するサルナシの実を、猿が木の穴などに蓄えて自然発酵したものだそうです。
猿は噛んで吐き出した実が木の穴に溜まり、猿の唾液が酵母の役目をしたというのが科学的なことになるのでしょう。
その年は収穫したこくもんじをパンづくりの酵母を入れて密造酒を造ろうとしたけれど失敗しました。
そんなに簡単にいかないものだろうとは思っていたが、案の定でした。
こくもんし&ヒラタケ その2
こくもんじの成っているところを場所を替えて、収穫し終えて、その近所にエノキの大木にヒラタケがあったのを山のキノコさんが見つけて、カメラに収めました。
参加者は、おっさん4人とおばちゃん3人でしたので7人で分けました。
本当に楽しい観察会でありました。

ヒラタケ
味にも香りにも癖がなく、汁物、鍋物、炊き込みご飯、天ぷら、うどんなどさまざまな料理に利用できます。
古くから親しまれたキノコで、『今昔物語集』や『平家物語』にもヒラタケが出てくるらしい。

今年(平成26年)のシャクナゲ観察会 その1
毎年5月の中頃になると山のキノコさんから「シャクナゲの観察会」のお誘いがあります。

お花見は、取ってもいいのは写真だけ、残してもいいのは思い出だけ。
これは案内して下さる山のキノコさんの口ぐせです。
シャクナゲが綺麗だからといっても枝を折ることはできません。
足跡を少しならば残してもかまいませんが、あまりシャクナゲの根元を踏みつけるのはよろしくありません。
当たり前のことですが、花見だけでなく観光地を訪れてもゴミはゴミ箱へ、ゴミ箱がなければ持ち帰るのはルールです。

山の麓まで車で行ってそこから険しい山道を歩きます。
私と同年代の女性(おばちゃん 山ガール)も参加しますから、そんなに険しいのではありませんが、少し足に自信がないと難しいかも知れません。
今年は5月11日(日)に柏原ー諭鶴羽山系の最奥部の尾根、海抜400m強の山を登りました。
国土地理院の地図では直線距離500メートルですかが、道の無いところを1時間以上かけて登っていきました。

山登りで気を付けなくてはならないのはダニです。
「草木の多い所に入る時は、肌をなるべく出さないようにして」ダニにかまれないようにと厚生労働省が注意を呼びかけています。
ウイルスを持ったマダニが北海道から九州まで23道府県で見つかり、ダニが媒介するウイルスによる新たな感染症で感染すると、発熱やせき、おう吐や下痢などかぜのような症状が現れ、重症の場合は血液中の血小板が減少して出血が止まらなくなったり腎臓の機能が低下したりして死亡することもあるとされています。
案内して下さった山のキノコさんは先頭を歩きながら、覆いかぶさった木の葉を杖で叩いて、潜んでいるダニをふるい落としながら歩いていくので時間がかかりました。
道なき道という谷間を進んでいくから尚更でした。
今年(平成26年)のシャクナゲ観察会 その2
この観察会で一番の楽しみは、植物学者ではないかと思うぐらい山のキノコさんは植物に詳しいのです。
今回もトチバニンジンという漢方の木を教えてもらいました。
私に漢方の薬剤師をやっている友人がいますが、連れてこればよかったと思いながら、今度は誘ってみようと・・・・。
葉っぱが栃の葉とソックリで根がニンジン(朝鮮人参)のようなという。
淡路島のような小さな島でも貴重な植物や希少植物があり、使いようによっては毒にも薬にもなるというのも面白い。

登っていく途中にイノシシの泥浴びする場所だ、撮影するならココからじっと待っていればいいと教えられ、そんなところで一人で待つほど勇気もないので聞いておくだけにした。
野生の動物のドキュメント番組を見るのが好きですが、こういうところで取材するのですね。誰かが撮るにくるなら付き合ってあげても良いけれど・・・。
今年(平成26年)のシャクナゲ観察会 その3

やっとシャクナゲの咲いているところに辿り着いた。
今年は裏年だといっていたけれど、結構咲いていた。
シャクナゲだけでなく、たいていの樹木は表と裏があって、果実にもたくさん成る年と少ない年がある。
それでも見事にきれいな石楠花の花に一堂満足していました。

石楠花
シャクナゲは育てにくい花で、杓を投げてしまうからシャクナゲという名前が付いたとも言われているとか・・・・。
可憐な美しい花です。そうかといって特別な花というものでもないけれど、花の命は短くて・・・・・といわれています。こんな花を険しい山道を登ってくる価値は私にはあります。たぶん来年も観察会には参加するでしょう

シャクナゲの観察会
風力発電に異議を唱えているところから、フリージャーナリストの鶴田さんが淡路島の風力発電を取材したいと来られることになった。
山のキノコさんが同行したいというので島内の風車を一緒に回ったときからのお付き合いである。

それ以後、山のキノコさんからシャクナゲの観察のお誘いを受けています。
シャクナゲというのは、
・躑躅(つつじ)科。石楠花(しゃくなげ)
・漢字の「石南花」は中国産の別種だが、誤ってこれを用いて「しゃくなんげ」となり、しだいに「しゃくなげ」になったという。
 (きれいな花だから育てようとしても難しすぎて杓を投げたから・・・とか)
・開花時期は、4月中旬〜5月初旬。(私が参加しだしてから5月10日ごろ)

時々淡路島では超有名なアマチュア写真家の方もご一緒され、山のキノコさんの知り合いの山ガールズも加わり、老若男女とまでは言えずにオッちゃんオバちゃまの山歩きということになります。
毎年土日の日を計画してくださるので、誘われたなら必ず参加しようと心がけています。

山のキノコさんは小説を書いていますから、ブログも文豪らしくそして研究者のように専門的で、私のようないい加減な文章では恥ずかしくなります。

雑想庵の破れた障子(山のきのこさんのブログ)
http://sitakisou.blog.fc2.com/

シャクナゲの自生地を観察会と称して歩き回るのですが、柏原山(569m)〜諭鶴羽山(608m)の海抜400m前後にホンシャクナゲが自生しているのです。
淡路島のホンシャクナゲは標高の極めて低い所にあり、そんなに大変なところでもないので、まだまだお誘いがあれば参加したいと思っております。
昨年は高校の同級生の小丸君も参加してくれました。
山深い淡路島にもこんな素晴らしいところがあったのだと思ってしまいます。

播磨灘の海の近くに生まれ育ったので、淡路島のダムのことはよく知らなかったのですが、猪ノ鼻ダムというのは有名なダムなのですねえ。


ヒラタケ&こくもんじの観察会(収穫会)26年12月28日
朝から市村のえべっさんに参って、昼飯を慌てて食ってたら雨が降り出した。
恒例になったような年末の観察会があるので、雨が心配だったが灘は諭鶴羽山があるから気象条件も違うから大丈夫かなのかも知れないかなあと、心配しながらも自分都合な解釈をしておりましたが、時たま思い出したように霧雨が降ったけれど無事観察会は終りました。

淡路島の天然ヒラタケなど、めったにお目に掛かれない代物で山のキノコさんと知り合って本当にありがたい。
恒例のようになった観察会は、こくもんじと天然ヒラタケの採取であります。
お昼1時に沼島渡船場に待ち合わせて今回は9名の採集会となりました。
このぐらいの人数なので分け前は丁度いいなどと浅ましい根性が心の中に(^^;
待ち合わせ場所に着くと、山のキノコさんの同級生のOさんが、道端に有ったこくもんじを取ってきたので食べてみなと貰ったら甘くて、これまで食べたことのない美味しさでした。
いつも採集していたところのものとは種類が違うのか、成っている場所の違いによるものか解りませんが、本当に美味しいこくもんじでした。

こくもんじでお酒が造れるということを聞いて、なんにでも興味を持つ好奇心旺盛の不良老人は密造酒を作ってみようと挑戦したけれど、おととしはカビを浮かして失敗。
昨年はパン生地を作るイースト菌を入れて、こくもんじは糖分が少ないから蜂蜜を入れたらどうかと山のキノコさんの助言で、蜂蜜を入れたのと焼酎を少し入れたのと二つの方法を試したら、どちらも成功というかお酒にはならず、失敗ではないけれど飲めるものに成りました。
これは今流行の酵素というものとして世に出せるかもしれないと、自分で試飲しているけれど腹が痛くなるでもなし、これを健康飲料として売り出せるかもしれないと思っている。
今日の観察会にチョットだけ持って行って参加者に飲んでもらったらお世辞かもしれないが美味しいなどといわれ、今回の収穫したものを三度目の挑戦と思っていたけれど、今年はなかなか量も少なかったし、最初にあまりにも甘いこくもんじを味わったので意欲がわかず結局酵素か酒づくりまでにはならないかも知れません。

本日のメインはエノキの立ち枯れ樹に発生したヒラタケを観察と収穫でしたが、アマチュア写真家として有名なS氏の写真には人間+写真でなければ投稿しても新聞社は取り上げないらしく、ジジババが天然ヒラタケの盛り立てやくに写ることになりました。
ひょっとしたら新聞に載っていたよと聞くことになるかも知れません。
まあ、天然のキノコというのはこのように成っているんだなあと感嘆しました。
シイタケなんかは多くは人工的にさいばいされているし、自然に生えているキノコは食べられるものでも毒キノコではないかと警戒して食べない。
そういうのがキノコなのですが、植物学者よりも詳しい山のキノコさんは本当に凄い人だ。

このヒラタケはこのメンバーがこくもんじ観察会で採集し出して三年になります。
榎の立ち枯れの木に生えているので、木に元気がなくなってきている。周りに生えていた榎の木に影を作っていた木がヒラタケの生育に良い条件を作っていたけれど、今年の大雨で倒木して影がなくなってヒラタケが生える環境が変わってしまったようです。
来年は無理かも知れないと山のキノコさんの診断でした。
まあ9人では山分けして十分な量でした。
キノコといってもマツタケやシイタケ、最近ではエレンギやマイタケなどスーパーで売っているものしか知らないけれど、東北など日本でも北のほうへ行くといろんなキノコや山菜を食べる文化があるようで、狭い日本ですが面白い。

山のキノコさんを通して集まりましたが、このメンバーは寄せ集めでして、個人個人としてのつながりはありませんが、この観察会に参加するためにドーナツを作ってもってきてくれたり、市販のチクワより美味しいチクワを味あわせてもらったり、それがご主人の手作りだと聞いて、旨すぎるともう一本家族の土産にと貰ってきました。
ヤーコンという芋(?)をもらって、家庭菜園で植えようと種芋までもらってきました。
宇宙開発とか発明とか科学の発達は注目されているけれど、とにかくお腹を満たしてから考えよう。
もうこの年になっては、食べることと健康で生きていることだけしかないと考えたら、自然観察会が人間の原点の勉強なのだと思ったりして、来年も企画して下さったら行くぜ!

朝子新聞(淡路版)に載りました
「ヒラタケ」 と 「こくもんじ」の観察採集会が朝日新聞淡路版に載りました。
写真家の里口さんから電話で教えていただき、朝日新聞の販売店に今日の朝日新聞が欲しいので買いに行きたいというと、いま津井に新聞代の集金にいっているので持っていってあげると、届けてくれることになりました。
うちは朝日新聞を購読していないので申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
新聞以外にも本業は建材(砂利・砂)の販売をしているので、本業の印刷の方でもお得意さまなので、こんなにお世話になり恐縮してしまいます。
新聞店の奥様が来られたので、そのページを開いて、こんなことなのですと写真の説明をしました。
せめてものご親切に報うために、食べ方を簡単に説明してヒラタケをお裾分けしました。
朝日新聞販売店、S商店の社長さんは山のキノコさんと同級生だと思います。
あまり関係ないかもしれませんが、無理やり何んにでも繋げたいランクルでした(^o^)


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