法華宗同末大法要(淡路)
2019.04.14
同末大法要
今から二百五十八年前に(宝歴九年)に「淡路国同末法事法則」が作られ延々と続けられています。
(北山)聖楽院、(尾崎)本門寺、(田尻)立正寺、(石田)本園寺、(釜口)妙勝寺、(柳沢)勝願寺、(桃川)地勝寺、(津井)隆泉寺、(片田)妙泉寺、(洲本)本妙寺、(山田原)眞浄寺、(中田)妙安寺、(本町)西光寺の14寺が輪番制で行なっている。

今年の同末大法要は北山聖楽院が当番でした。
隆泉寺から総代会の役員3人で法華宗淡路教区檀信徒会総会に出席しました。
聖楽院のご本尊は鬼子母神を祀ってあるらしく、ネットには観光情報として出ております。
そこで鬼子母神とはどういう神様なのだろうかと調べてみたくなりました。
鬼子母神は安産・子育(こやす)の神様として広く信仰の対象となっていますが、もともとの来歴には深いいわれがあります。

鬼子母神
その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)とよばれ、王舎城の夜叉神の娘で、嫁ついで多くの子供を産みました。・・・(ウィキペディア)
その性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので人々から恐れ憎まれました。
お釈迦様は、その過ちから帝母を救うことを考えられ、その末の子を隠してしまいました。その時の帝母の嘆き悲しむ様は限りなく、お釈迦様は、「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。
そこで帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。

鬼子母神とは何なのかという疑問があったけれど、守護神なのに元はそういう鬼女だったとは。
国家・民族・家・個人・職業・寺院などを守るとされる守護神、わからんものですねえ。





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