気が多い爺さんの気まぐれ
2019.07.07
: 軍鶏と烏骨鶏飼育日記 ::という日記のようなものを作っておいたけれど、あまりにもたくさんのcgi掲示板を作りすぎて書きたいことが書けなくなっています。
いつ生まれて、どうなったかなどを記録しておけばいいと考えたのだけれど欲張りすぎでした。
似たような掲示板だらけなので、迷路になっています。

: 軍鶏と烏骨鶏飼育日記 ::は廃板にします。

「貧人食帳」


「屏風ケ谷記」

で鶏の飼育や薬膳としての烏骨鶏のことを書いていくつもりです。


移り気が多いのは一生つづくのでしょうねぇ(^o^)
雑感 限界集落
2019.07.04
年をとってくると寝付きが悪く、早寝したときには3時間か4時間ぐらいで目が覚める。
若いときにはすることがあったけれど(^_^)、年寄りにはやることがない。
だから妙な瞑想のようなことが頭の中を走り抜ける。

田舎が元気だった頃は、その家には跡取りを残すことはルールではないけれど、社会の仕組みとして当たり前になっていた。
あの忌まわしい戦争が終わって、焼け野原になってしまったことで復興というシステムが取り入れられた。
「無」から「有」を作り出すと言ったって、忍術のような方法「技術開発=モノづくり技術」として自動車産業や家電事業だったのかも知れない。

終戦の年に生まれたので、庄屋クラスの家でも贅沢な暮らしはままならなかった。
私の同級生で、おじいさんもお父さんも村長だった人間がいた。
彼は中距離走では中学卒業してからでも、十?年間全淡か三原郡だったかの記録が破られなかった。大学を出て民間企業に入ったけれど、郷里に帰って公務員になっていました。
大阪にいた頃時々一緒に飲んだことがあるけれど、若死にしてしまいました。
いつかは村長の孫だから、そうなっていくだろうと誰もが思っていた。
名門の家の子はそれなりにプレッシャーもあったのだろう。

国策ではないかも知れないが、地域から優秀な人材を集めて高度成長して世界第二の経済大国といわれるほどまでになったけれど、平家物語である(^o^)
焼け野原状態からの復興に、国は中央集権を補完するために超一級の大卒を入れて、愛国心の政治家と優秀な官僚とで高度成長したのであります。
まぁそれが地域からは人材が流出してしまうことになったけれど、高度成長は地方にも富をもたらしたから、兄弟の中で高等教育を受けた者は都市住民となり、残った「跡継ぎ」(かなら長男ばかりでない)が地域社会を切り盛りしました。
高度成長によって国も栄えたので、人的に貢献した地方には、都市住民からあたかも償い(地方交付税等)があって日本国中経済的には潤っていきました。

ところがですよ、都市住民は地方への「仕送り」ができなくなり、平成の大合併となったのです。原因は権力を勘違いして腐敗していったから。
「頭脳」と「エンジン」を持たない地方、そんな言い方をすれば非難が集中しますが、今の政治をみれば「忖度」することが無脳の証明でしょう。
まぁどっちもどっちというところでしょうねえ。
「わがまち」の個性とは、大昔のことだけれど、天地変動による飢饉によって宗旨替(真言宗→法華宗)が瓦製造技術の伝授、そのことが地域経済への貢献となって、その恩恵を地域全体に及ぼしたのである。
ところが地球の活動期に入るや度重なる大震災、ニュース報道はあたかも瓦が悪いとなっている。日本の技術は凄いのに、屋根にあんな重たいものを乗せるからという単細胞なアタマでモノを言う。単細胞同士の判断行動なのである。
瓦師でなければ人間でないというような時代もあったけれど、瓦城下町だったのに地震は落城したかのように限界集落になってしまった典型の村に。
単一商品で成長した企業と同じで、ニーズが変われば転げ落ちるようになった少子高齢化の典型的な地域だ。
廃校になった小学校跡地をどうするか、行政は「福祉の里」などと聞こえのいい名前をつけているけれど、一億円に近い補助金をくれてやったのに開業が遅れ、何とかオープンしたようだが、綺麗な建物なんけれど静かだ、施設としてはそれも良いことなのだが・・・・。
500戸もある集落だから、無医村ではいけないので国保診療所としてあったが、赴任してきた医師が民間診療所に譲り受けたのが60年ぐらい前、その医師が横浜で開業するとなって、次の診療所に受け継がれ地域医療に貢献してきたけれど、医師も人の子だから、一年経ったら1歳としをとる。もう限界だと閉院した。
小学校前にあった診療所だから、本当に惜しい。
「福祉の里」の大元は四国の医業。
介護ビジネスで全国展開する事業者が多いが、「医」は「算術」というのを地でいってもらっては困る。
地域医療を考えるのは政治だろう。

日本には「赤ひげ」はいくらでもいるのに・・・・(怒)





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