私と飲料水の思い出
2019.01.06
井戸は地下水、温泉、石油、天然ガスなどをくみ上げるため、または水を注入するために、地面を深く掘った設備である。
(ウィキペディア)

私が生まれ育った津井というところは、隆起の多いところで平野というところがありません。
だから水源は井戸水なのでした。
中学生の前から(小学生6年)400mぐらい離れたところから、担い棒の前後に水桶を担いで飲料用と風呂用の水くみが家の手伝いのひとつでした。
本来ともだちと遊んだりして、友達一番の性分なので暗くなるまで遊んで帰ってから水くみの思い出があります。

水道という事業を試みた人もいましたが、井戸を掘るという大事業は発想は良いとしても、個人の手におえるものではありませんでした。
とにかく人間が生きていく中で、食料以外に必要なものは「水」と「塩」なのでしょう。
水といっても淡路島ですから高い山があるのではなく、西淡の中でも海辺の村ですから、水源は地下の帯水層から地下水を汲み上げるために井戸を掘るしかありません。
井戸掘りというのは、メッコを入れて水脈を想定して、機械もなく手掘りで、掘りながら井戸側といってセメントで作った1メートル半ぐらいの輪っか(高さ1メートルぐらい)を入れながら十メートルぐらい掘っていきます。掘っていき水脈にあたるかはバクチです。

井戸を掘るというのは生命の源を手に入れることでもあるので、家を建てるぐらい厳かなものだから神職(神主)に祈祷してもらう場面の記憶があります。
なので、井戸が枯れて使わなくなって埋めるときもお祓いをします。
とにかく井戸水は命のもとになるものだから、そういう扱いであるものなのです。
安倍政権のナンバー2のアホウ(副総理)が水道民営化に関係していると聞けば、サッサと安倍総理は退席してもらうしかないですね。

こういった話は、旧西淡でも辰美地区か阿万、福良などで通じるものかも知れません。
旧三原町地区は国で言えば東京都のつものなのだろうか?
バカタレ!

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ランクル - 2019年01月09日 22:41

新年あけましておめでとう。
おたけさん コメントありがとう。

空から降ってくる雨水が飲水なんだと幼児期には思っていたけれど、母親の生家が馬喰という農家兼家畜賞だったので井戸もありました。
夏はスイカを冷やしたり、ソーメンを茹でたら井戸まで行って洗っているうちに、ちょっとつまみ食いしているつもりが、あまりにも美味しくて、帰るときにはザルには少ししか残っていなかったという笑い話がありました。
井戸にまつわる話はいくらでもありますね。

津井というところは坂道が多かったけれど、粘土そうなので空から降った雨が、粘土層をゆっくり数年かかって浸透して地下水脈を流れるから、美味しい水ができるのだということを聞きました。
同じ西淡でも慶野松原周辺では、少し掘れば水は出るけれど水質が全然違うという。
それでも命の水といわれるから、昭和60年ごろまでは水飢饉といわれるように夏場は大変でした。
水道行政のためにお金が要るので、自家井戸の使用を禁止して、公共水度を使わなければならなくしてしまいました。
理由を衛生上の問題としていましたが、水道事業を公営にすることが目的だったのです。

旧三原郡でも、南淡や西淡は海岸線を抱えているので、道路整備にお金がかかるし、隆起の激しい土地柄いろんな麺でやり繰りする予算が大変だったと思います。
そんな土地事情もあったから、自営業(農業ではない)が多かったんだと思います。
地場産業となった瓦産業や素麺業などに見られるので、人にも個性があるように、土地柄という個性がこれからの生きる道かも知れないですねえ。
鳴門海峡と明石海峡に橋が架かり、淡路島が島でなくなり立派な政治を目指す考えとして「本土導水」になっています。
世界の国どうしでも個人どうしでも、生き方は似ていると思います。個性を出して生きていく考え方はこんな田舎にいても夢をもてるとおもうのですが・・・・

政治家という人間は、なにかが変われば(金が動く)、そこに利権を作ろうとするのが気に入らんのです。
アホウ副総理の利権になったり、出国税などというアホウ政治、消費税もその元締めは財務大臣、アホウも休みや意味ぬかせ!
あれ?

井戸の話のコメントだったのに、頭の中が燃えるぐらいカッカしてきました。
新年早々相変も変わらずだなあと言われそう。
井戸水で冷やさにゃあきまへんわ(^^)
おたけ - 2019年01月08日 20:39
三原町は水がたくさんあります、地域によっては水没(洪水時)するほど水が有ります。
子供の頃あっちこちで井戸が掘られていましたが、毎日その作業を見るのが好きでした。
ハネギというのが正しいのかそのような名前の物で井戸の中から土が地上に運ばれてきてだんだん深くなるとそこに水が出始めてぬかるんでくるのがわかります、子供ながらにも「水が出だした」こう感じて井戸の中を覗き込んでました。
井戸から湧き出てその水が水路に流れている場所もあれば、年中湧き出ていてドジョウやメダカ、フナなども居る井戸、三原町にはこんなのが沢山ありましたが、深井戸が掘られだした昭和40年頃から湧き水が枯れはじめ、春にならないと湧き出てこない井戸も有ります。
近所には日量2000トン以上出ていると言われる井戸もあるのですがこれは上水道になってます。
このおかげで冬は暖かく夏は冷たい水が蛇口からでますよ、ありがたいことです。
溜池やダムも沢山あります。
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