敬老の日に考えた
2019.09.15
子供の頃から映画好きて、中学の頃からテレビでヨーロッパ(フランス?)映画をよく見ていました。
映画をひとりで見ていると、小説を読んでいるみたいに、その中に自分も入り込んでしまいます。
今から40年余前に嫁と付き合っていた頃だが、デートにこんな重い映画もどうかと思うが、印象に残っています。それは「ソイレントグリーン」というチャールトン・ヘストン主演の映画でした。

中身はだいぶ曖昧になっているが、人口増加により世界は食住を失った人間で、貧富の差社会となっていたので、裕福な人間と貧しい人間の生活はそれは大変な差でした。
科学の進歩は素晴らしい社会に成るかと考えたら大間違いで、本物の食料品は稀少で高価となり、貧しい者は、ソイレント社が海のプランクトンから作る合成食品の配給を受けて生きていた。
なにが原因かは忘れたけれど、主人公のチャールトン・ヘストン(刑事)が事件の捜査していると、ソイレント・グリーンという製品が絡んだ事件に成る。
ソイレント・グリーンという製品の原料が、公営の安楽死施設の死体という話であったように・・・。
公営の安楽死施設は、きれいな花咲く草原の中で音楽を聞きながら亡くなっていく、ソイレント社の新製品の原料なのであります。

AI がどうとか文明の進化を素晴らしいと、夢のような話があるけれど、その先をどのように見ているのだろう。理屈通りに何でも物事がいくかでしょう。コンピューター過信していますが、電気で動かせるものの頼りなさは、現実に起きていることを見ればわかります。
原発事故では冷却ポンプが動かなくては・・・、台風で電柱が折れて停電復旧が・・・・などなど。
リチウム電池は充電して繰り返し使えると言うけれど、それにも寿命があるし、結局は人が働いてものを作る、そして食べる。余ったものは都会などに売るかも知れないが、先ず自分。人生二毛作とかいうけれど、ソイレント・グリーンで良いなら大都会でも暮らせます。
田舎で自給自足、農業で二毛作して、減らされた年金の穴埋めじゃ。自分のために生きようということなんでしょうねえ。怒れ クソ政治!

敬老会に行ってきましたよ。
せっかくの「敬老の日」にお祝いをして下さるというのに、参加者(出席率)が悪いですねえ。
選挙なども同じで、社会の一員だという自覚を持っていたら、社会と関わって生きていこうと考えるものだと思うよ。

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