未病という考え方
2019.09.22
未だに病気ではないけれど、「何となくだるい」「肩こりが解消しない」「目の疲れがひどい」このような症状は、今病気ではないけれど、そのような体の不調を感じているのは、体のバランスが崩れかけているのかも知れない。
その状態を中医学の考えでは「未病」というそうだ。
「未病」の状態を、季節や体質に合わせたものを食べることで健康な体作りにつなげようというのが「薬膳料理」です。
未練たらしく長生きしようとは思っていませんが、健康で長生きして楽しいままで人生を終えたいと誰もが思っていることでしょう。
未病の段階で体調を整え、病気になることを防ぎながら身体を健康な状態へ。
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薬膳をweb上でみていくと、以下が基本のようですよ。
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身土不二(しんどふじ)
「身(体)と土を、二つにすることは不可能」と書きますが、これは「生まれ育った土地の食べ物が、体にとってもっとも良い」という意味になります。その土地で獲れたもの、旬の食材をとり入れることで、元気になろうという考え方です。
※地産地消
「地元で生産されたものを地元で消費する」という意味で言われています。

冬病夏治(とうびょうかじ)
「冬にかかる病気を、夏の間に治してしまおう(予防しよう)」といった意味の言葉です。夏の間に、体が必要とする料理をしっかり食べて体調を整え、冬には病気知らずの体にしようという考え方です。

医食同源(いしょくどうげん)
「病気を治す薬と普段の食事は同様のもので、健康の源である」という意味です。体に良い物をしっかり食べて、もっと元気になろうという薬膳の基本を表している言葉と言えるでしょう。


リタイヤして郷里に帰ってきて田舎暮らしをしている方や、企業戦士として活躍していた方が、古民家を買い取って「○○庵」とかいう板にペンキ塗りの看板を掛けているのを見かけます。
鴨長明の「方丈記」や宮本武蔵の「独行道」にも近い生き方なのだろう。
そこには農業や漁業、とにかく食べて健康で生きること。

バブル時代は田舎に来て、なんとか塾などという奴らとは違うのである。
生きるということは、先ず自分があって、周りと共に生きることだと考えているけれど、生きにくい世の中ではある。

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