この世から消え去る
2019.10.12
静かに眠るように近所に住む女性が亡くなったと聞いた。
ご主人が3年前に亡くなり、一人暮らしをしていました。
亡くなったご主人とこのたび亡くなった方は、どちらも温厚なご夫婦で、このように娑婆から消えていく人生もある。
お子さんは、女の子が一人で島外へ嫁いで子供さんもいるようだ。
年老いた田舎においた親を気にしながら、子育てしながら働いていたのでしょう。
母親が入院したと聞いて、跳んできたけれど言葉を交わすことなく亡くなったと聞いた。

少子高齢化・核家族化、都会への人口集中など、社会が大きく変化していく。
子供がいると言っても、私のように嫁にいったり、家を離れて自分の道を歩いている。それで良いのだけれど、人が生きていた証のようなものが、お墓というものではないかと思うのであります。
「埋葬文化」というのが「お墓」というものなのでしょう。そのお墓の維持が難しくなっています。
お墓の継承問題は今後どのように変化していくのかを、テレビや新聞から納骨堂広告を見て、ここにもショウバイとしようという商魂を見て考えさせられます。

納骨堂で永代供養という流れが増えていく理由は、核家族化と終活意識の高まりだという冷静な分析はあたっていると思うけれど、埋葬文化である「お墓」は何も日本独特のものではない。人が生きた証と考えたら、亡くなった方を回忌法要などをしながら偲ぶのは人間だからです。
私の同級生で、民間企業から自衛隊に転職して、その後民間の航空会社で管制官や管制官を育てる教官などをした後、退職後病と戦いながら亡くなりました。
遺言で葬式もせず、遺骨を海にばらまいたと亡くなった後にお手紙をもらいました。

同級生、わが人生洲本実業機械科3年間は淡路島内各地から集まってきた40人、担任もずっと3年間同じ、席順もずっと変わらず過ごしたが、人の死は様々でずっと一緒ということはない。
40人中13人そして恩師とで14人がこの世にはいない。
あす先山千光寺で同級生有志が集まって法要の真似事をします。
そのあと恒例の飲み会です。
飲ん兵衛は何かと理由を付けて飲みたがる。

生存確認のような同窓会でもあります(^o^)

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