ニホンミツバチ捕獲の準備
2020.04.26

ニホンミツバチは、分蜂という集団疎開するミツバチを迎え入れるのがコツなのです。
西洋ミツバチとちがって、日本中の野山に生息する蜜蜂で、セイヨウミツバチとは違って飼育というより待箱に誘き寄せるテクニックも要ります。
桜の花の咲く頃から分蜂がはじまり、暖かい地方から徐々に北上します。
桜前線のようなもので、桜より半月ぐらい遅れて分蜂前線が通っていくように思います。

分蜂(集団疎開)を取り込むには、キンリョーヘンという蘭の花が一番効果があります。
なぜか他の蘭ではニホンミツバチは見向きもしません。
キンリョーヘンが蕾みを持ち出したら、玉ねぎの網袋をかぶせて受粉させないようにします。
女郎屋の客引きみたいなと例えがスケベー爺らしいのですが、そういう目的なのです。
キンリョーヘンの花が咲いて、待箱の横においておくと、探査蜂が10匹ぐらい寄ってきます。
団体(分蜂)が来るのはそれから数日後ですから、そっと見ているだけにしておきます。

ニホンミツバチは案外神経質で綺麗好きなのです。
嫌なこと、機嫌を損なうと逃げていきます。
逃げるといっても、入居していないと逃げません(^o^)
キンリョーヘンで誘引しなくても、時々木の幹などに固まってニホンミツバチが次の移動先へ行く前に休憩しているのを見かけます。
そういうときは、ゴミ出しのポリエチレン袋を持ってソッと塊を取り込みます。
一応防護服というか網で覆われた帽子の準備してですが、そうやって強制確保することもあります。

今年はキンリョーヘンの咲くのが遅れているのか、待箱の準備ができているのに・・・・・。
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ランクル - 2020年04月29日 11:14
人々の健康を支えるはちみつ
漢方の本場・中国のレストランでは、身体によいとされる様々な食材を使った料理たくさんあるらしい。
最近興味を持っているのに、「薬膳」があります。
古くから漢方では、八味地黄丸などは蜂蜜で丸薬を固めるのに使われていたそうだが、固める為だけでなく、はちみつの栄養もプラスされるという二つの役割もあったそうです。
また、体を潤す作用にもすぐれ、咳、痰、皮膚の乾燥、風邪予防、便秘、口内炎にも効果的だそうだから、趣味と実益として面白そうだから、気まぐれ養蜂家として6年ぐらいになります。

はちみつには、食欲不振や疲れやすい人にはお薦めの食材だそうですよ。
食事によって健康促進や病気を予防しようという「医食同源」は、東洋医学の基本=薬膳なのです。
5月のゴールデンウィークが近づいてきますが、何処へも行けないコロナ騒ぎだから、ミツバチ捕獲の思案六歩(^o^)

あちゃー 博打用語だ。
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