時代に合わせていく知恵
2020.08.20
機械の仕組みが好きなのです。
子供の頃からオモチャを壊して母親によく怒られました。
貧乏な時代でしたから、盆や正月ぐらいしか玩具なんて買えません。親戚のうちに壊れた玩具があると貰ってきて分解してみたり、当時はブリキ玩具で動力はゼンマイか弾み車(鉄の輪)ぐらいだから、小さなギアが噛み合わないので動かなくなったり、ゼンマイが切れたり固定するところが外れていたりぐらいでした。
まぁ、そういうことを見ていくと仕組みということが少しずつ分かってくるのでますます機械が好きになっていきます。

話が変わりますが
コロナ騒動で、機械受注統計が減少しているそうです。
もう機械製造の仕事とは関係ないけれど、前に勤めていたところは印刷機だけでなく工作機械も作っていました。
印刷機がメインになっても、ラック盤ではかなり優秀なので、繊維業界に納めていました。
国際貿易なんて我々には関係ないかと思うけれど、貿易摩擦で産業が様変わりしていき、アッと言う間に消えていく産業、業界もあります。
高校卒業して同級生が繊維業界に何人か入りましたが、日米貿易摩擦を振り返れば今のトランプと変わらない(^o^)
コロナ菌という目に見えないウィルスに、よう対応できないのを見ていると、感染の拡大のニュースばかりで、減少したというのは海外の国の中でも徹底した政治の指導力のような気がしています。

資本主義社会では成長することは絶対の条件。
コロナ時代にはそう簡単にはいかないけれど、とにかく現状を保てるように工夫、知恵となんやらはこの世で使えとかいいます。
設備投資が必要なのだから、そういう時代にふさわしい分野の開発が要るのだろうが知恵がない。
設備投資が増えないのは、経済の縮小に合わせようと企業が委縮しているということです。
政治に未来はこうなるというビジョンを示せない、ものづくりに挑戦しようとする若者が少なくなった。
政治家も同じで給料を稼ぎになっていく。この街を、この国をという意欲をもった人間がみえてこない不幸な時代でもある。





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