烏骨鶏を飼う
2018.10.13

たいていの鶏は21日間38℃で温めたら孵化します。
湿度とか転卵とかそう簡単なものではないけれど、単純に見れば21日間で孵ります。
それから数日は、餌は食べなくても生きていける。
床にヌカとか小鳥用のエサを置いておくと、そのうち食べる。
ヒヨコでも成鶏でも好奇心が強いのか、突いて調べてみて食べるようだ。
他の鳥が先に食べたら、それを横取りして食べるし、取られたら取り返しにいくのも面白い性格である。

一月ぐらいしたら市販されている配合飼料を与えるのだけれど、エサ代に堪らない。
例えば餌代が月1000円ぐらいかかるとすれば、一個20円の卵なら採算が取れません。
軍鶏を飼いだして、いずれは軍鶏肉を販売できるようになればと考えていたけれど、成鶏を売るにしても家畜商の許可がいるらしいし、鶏肉として売るとなれば、屠殺の許可や食品衛生の問題もからんでくる。
軍鶏を販売すると8千円から1万円ぐらいになるらしいが、違法なことまでしてやろうと思っていない。
だから烏骨鶏の卵を売ると考えたのです。

卵なら許可なくても売っても構わないらしい。
ならば有精卵を売るとして、ヒヨコにするために購入する人には、孵化代行はビジネスにならないだろうかなどと余計なことを考えている。
ヒヨコを売るとなれば家畜商だけれど、卵を売って孵化代行だから微妙かなぁ(^^;
そうすると孵化率は必ずしも100%ではないから、そのことを考えると保証付きなら、孵化代行は食べるために卵を買う人とは同じ値段で売るわけにはいかんと思うのだが・・・・。

いろんな夢が膨らんできています。
いま夢中になっているのが発酵飼料です。
コイン精米機のところへ行けば、糠はただでもらえます。
糠と水と塩があれば発酵するという至極簡単な話です。
ただしそこに工夫があるから、自慢の鶏にしようと日夜がんばることになります。
早い話、ぬか漬けの床に野菜くずや魚のアラを入れたりするのです。
韓国キムチと同じ理屈です。
キムチは発酵食品なのです。いま健康食として注目されているのが発酵食品ですから、鶏のエサだけでなく、稲刈りが済んだ田んぼにビニールシートに包まれた大きなボールが転がっているのもあの中で稲わらが発酵して、牛の飼料になるらしいのです。
美味しい淡路牛の餌になる。
発酵食品を食べることで腸が健康になるらしく、病気をしない家畜は理想ですし、発酵飼料で育てていると鳥小屋は悪臭漂うことがなくなるらしい。
床には建設用の砂を入れて、発酵飼料の食べのこしたものは床に撒いておきます。
そうすると床も発酵して悪臭が無くなるようだ。
ただし、絶対床は濡らしては駄目!!
濡れるとアンモニアガスとなって悪臭になる。
いろんなところに科学が出てくるので面白いなぁと思っています。
2018.10.13 16:26 | 固定リンク | | コメント (0)




-設定 -













- CafeLog -