不正義
2018.10.24
正義とは道理に適った正しいこと。
倫理、合理性、法律、自然法、宗教、公正などにもとづく道徳的な正しいことであると片付ければ、不正は悪なのであります。

ときどき何か面白いことがないかとネット内を探していて、入札情報をダウンロードして分析してみたりしている。
分析なんて専門家みたいなことを言っているが、まるっきしのト素人(^^;
それでも官庁関係の入札情報は素人でもだいたいのことは判ります。

なんの根拠もなく入札公告して、落札業者を決めるなんてことはない。
国であれ自治体であっても予算があって、その中で国民・市民が幸せな社会をおくれるように事業が行われます。
予算の範囲内で事業を行うには計画が最初にあり、それに基づいて設計をして事業の大まかなことが始まります。
設計士という看板を上げた資格もちがたくさんいますが、南あわじ市にも設計士が二人も議員になっていますね。
入札の前には予定価格というものを作るために、設計士の登場となりますが、設計段階でもその業務の入札があります。
入札だらけみたいですが、仕方のないことですから、工事現場では力が強いというか、腕力が労力である時代ではなくなり、アルキメデスの原理のように知恵が労力をカバーする時代ですから、やっぱり頭脳を使って機械なり設計なりできるようになるためには、勉強しておかなければならないのでしょうねえ。

そんなことの中で、工事が行われていくのですが、これから人が住む住宅とか、これから仕事で使う工場や事務所などは安全な建物でなくてはなりません。そのためには設計士があらゆることを想定して、完璧なものにするために予算内でいろいろと工夫します。
そこで、南あわじ市では合併後しばらく分庁舎方式で、合併前の旧町のまま一部の業務が行われていましたが、新庁舎建設されると分庁舎解体という事案が起きました。
解体工事ですから、これから人が中に入って仕事や生活するのではないから、早い話ぶっ壊して片付けるだけのことですよね。

ここを追っかけてみたら面白いことになっていたのですわ。
解体工事設計書の作成があったり、入札においていろんなことが出てきて、安かったので失格となったのを見て、これはおかしくない?
そんな疑問があったとしても、ことを荒立てる動きは田舎ではうっとおしいと嫌われるけれど、よく考えたら市民の汗水たらして収めたいわゆる血税が、どのように使われているのか関心を持つという正義感の現れなのですが・・・・。

開示文書や住民審査請求書など、住民が行政に関心を持つことは、社会を良くするための行動なのだけれど、まだ日本人の多くは民主主義というのが浸透していないのかも。
沖縄知事選挙に続き、あちこちで自治体の首長を決める選挙がありますが、政治の流れが少しずつ変わってきているように見えるのは私だけなのだろうか?





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